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趣味の一つの釣りのことがメインかのう

筏竿の改造 ボロいDaiko竹生筏をVSSシート化【道具】

中古釣り道具屋で物色するのが好きなのであるが、この前、変なもの見つけた。

Daiko 竹生筏

 

これは...何?筏竿?

穂先出して、継いでみて、硬さとか調子とか確かめる。

うん、硬さとかいい感じ。長さ1.5m。

胴がしっかりしてて、パワフルな感じ。

値段みる...2000円?!やすっ

何でこんなに安いのか...

古いから?

 

...お買い上げした。

 

 

ダイコーってあれじゃろ昔あったメーカーじゃろ。

古い竿のようで、Web上に情報がほぼ無い。

現品をよく見てみる。

 

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穂先に黄色い色が固着。汚れのようだが、水をつけてみても取れない。

グリップ部がツルツルで好かん。

リールシートが板シート。手持ちリールの中で、このリールシートにつかない奴がある。リールシートが小さすぎ?

何よりも、竹を模したグリップが好きではない。

 

 

なんにせよ、このままでは使う気がしなかったので、また改造することにした。

 

 

 

Daikoリバイバルプラン(竹とか生とかいうキモイ名称は廃止)

  • リールシートは板シート→パイプシート。VSSにする。
  • グリップはEVA。グリップキット使用。
  • 長さは現状の1.5m→1.3m
  • 穂先は黄ばんだ奴をそのまま使う。
  • キモイ色を黒に塗装する。
  • こいつは今後Daikoと呼ぶことにする

 

 

シートはもうVSSに決めてる。IPSより細い。

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VSS

バーサタイル?なんのこっちゃ

婆スタイル?

 

 

グリップキットが販売されてるんで、それを使用。

EGK-VSSD16Sというやつ。2300円くらいじゃなかろうか

www.justace.co.jp

※リアグリップは、形がいまいち気に入らんかったんで少し削った。

 

 

 

 

VSSの図面を確認。購入品は、下図表の赤い枠のほう。

I/D13.0mmとある。中を通すパイプは13.0mm未満でないといけない。

がまチヌMkⅡを作成した時のカーボンパイプ(φ12.0mm×長さ500mm)が1本余っているのでそれを利用。これを自分の肘をあててリールシート~竿尻までの長さが最適になるよう採寸し、長さ350mmくらいにカットする。

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元竿、カーボン含有率が高く(99%)、けっこー硬い。

パワーのある竿に仕上がりそうである。

今回は短めの竿に仕上げたかったので1.5m→1.3mくらいにする。

加工のやり方は、前の記事とだいたい一緒。

apstars.hatenablog.com

 

 

Daiko完成。

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左がDaiko

中はがまチヌMkⅡ

右は当時制作中のSKSSグリップ部(仮組)

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実釣で使ったら、なかなか良かった。1軍昇格。

  • 竿尻長めなので肘にあてれる。掛けてから楽。
  • グリップEVAなんで全然滑らん。
  • VSSシートは細いんで下向き片軸リールと相性いい。
  • 短いのでオペレーションが楽。1.3m
  • 胴が硬いんでかなりパワフル。曲がり方も悪くない。