新宮漁港 アジサビキ【釣行記】
なんとなく、アジでも釣りに行こうかと。
新宮漁港はうちから15分ちょい。
前日、釣り具屋で餌を購入。中国アミ1kg 200円、こんだけ
アジパワーはストックがあるのでそれ使う
竿は3軍のボロイカダ竿1.5m、ダイワのやつ、リールは十数年前から使っているボロボロの安物スピニング、道糸ナイロン3号
イカダ竿を使う理由は...ない。気まぐれ。リールはもう年代もんで、プラパーツのメッキがはがれ下地の色丸出し。リアドラグは何気に便利。
サビキは針3本のショートサビキ7号。針大き目、糸太目(幹糸4号、ハリス2号)。ショートを好んで使う理由は、絡むのヤなんで一荷(連掛け)まで待たないし、今回竿が短いし、絡むと真っ暗なために仕掛けの交換が大変だから。絡んだら解かず破棄する派なんで仕掛けは5~6枚くらいは持っていく。以前は小針・細ハリス・6本針でやってたが、絡みやすいんでやめた。
ちなみにダイソーの100円サビキ仕掛けには、ショートサビキがある。ショート3本針仕掛けが2つついて100円。これもよく使うし、高いサビキ仕掛けと同じようによく釣れる。仕掛け全長は1mくらいで扱いやすい。糸が細くてすぐ絡むけど。
ウキは電気ウキ8号(あかりちゃん)。わし電気ウキがスコーと入っていきぼわーと海がぼやける様が大好きである。
カゴは上かご。小さいの。アミは小さじ一杯入れる。
ゴムヨリトリ付きで、ショックを吸収する(らしい)。
ヘッドライトは必須。ないと、なーんも見えん。わしは頭にかけるとズレやすいけん首にかける。USB充電式のもの。点滅機能とか赤ライト機能とかあるが、要らん。
近くの釣り人が、デコにヘッドライト装着したまま釣りしとったが、非常に迷惑。顔がこっち向いたときは眩しいし、たびたび海面照らすし。不要時は消せ。
ランタンとかポータブル投光器とかも釣り人が多いときは常時点灯はダメよ。なんというか、明るい光源があると視界が悪くなるの。運転中は室内真っ暗じゃないとよく見えんじゃない。あれと一緒。
水くみバケツは必須。ロープは長さ8mほどあるといいかの。
アミは1kgを3Lタッパーに入れ、アミが溶けると投げるときアミ汁が飛び散って汚いのでアジパワー混ぜ、小さじでかごに入れる。1kgもあれば、朝釣りをやめるころには丁度なくなる。
チューブのやつは...使わない。割高でなんか果物みたいな変な匂いするから。
2020年11月28日 土曜 アジサビキ釣り
実釣:3:30~7:30
天候:曇り
潮:大潮 満潮7:54
風:強い
波:港内、凪
場所:新宮漁港
同行:なし
2:10 目覚めた、目覚ましは2:50にセットしとったが、やることもないので起床
2:20 カップうどん豚汁味を食う。将棋番組で銀河戦やってたんで楽しむ。プロ対アマでアマの勝ちだと?!
3:00 出発。家の前の自販機で缶コーヒーとペット茶購入
写真撮っておくと、画像ファイルのタイムスタンプで行動してた時間がわかるから、何枚かとる。忘れっぽいけんのう
3:20 新宮漁港着。当初はいつも釣りの時着て行くジャンパー羽織ってたが、気温11度で風がかなり強く寒い。車の中にN3-B(ロシアの兵隊みたいなあったかいやつ)常備しとるんでそれに着替える。N3-Bの上から腰巻の自動膨張ライフジャケット装着。準備よし
3:45 大波止へ。こげん朝早かとに、先端付近にはけっこー先客が。10名くらい?あんたらも好きやねぇ。なるべく奥に行きたいがスロープ手前にした。釣り座確保。左はフカセしている人、右は今のところ誰もいない。
3:50 釣り開始。
4:10 フカセ氏とわしの間に左にサビキの釣り人強引に入るw まあ3mくらいあるんで気にしない。わし短竿だし。
4:20 釣り開始して30分経過。おかしい。アタリが全くない。周りを見渡しても、誰も何も釣れてない様子。いつもなら1投目から電気ウキがスコーンといくんだが。ピクリともしないが。気温が低いから?
4:30 右にサビキ釣りの人入る。
4:50 ウキスコーンからのファーストヒットアジゴ。ちっさ
6:00まで アタリがないとですけど。たまーに単発で釣れるが、あとが続かん。気温が低いんで寒かぁ。風ビュービュー吹く。
6:30 夜が明け始める。アタリがたまーに出始める。
実は泳がせもしようかと、それ用のロッドも持ってきてたんだが、風の強さ寒さと活き餌のアジゴが貧果のためにそういう気が起こらず。左右の釣り人との間隔も狭いけん仕掛けが絡むのも心配やし。
小学校低学年くらいの子供釣れた親子見る。竿持って来とるんで釣りじゃろ。子供、ライフジャケット来てない。落ちたらどげんするとやか?この位置から落ちたとして、陸地側へ泳ぐと、軽く150m以上ある。堤防の先端側へ行くと50mほどでテトラに上がれそうだが、たぶん自力じゃ無理で、他人の手を借りないと上がれない。落ちたらどげんするとね?
左のサビキ師と右のサビキ師はどうやら知り合いらしく、何やら話している。
右「釣れるね?」
左「いっちょん釣れーん」
右「こっちもばーい」
どうやら右は1匹、左は5匹ほどらしい。
「ブリが安かったばい。1500円」
釣れんけん暇やけん聞き耳立てるw
「脂が乗っとらんやったー」
それヤズじゃなかと?ブリが1本1500円なら、安い!
シャレでセレクトしたイカダ竿使いづらいw
竿の長さより仕掛けが長く、遠投ができないw
ガイドが小さいんでウキ留めが引っかかる
それでウキ留め位置が変わる、というか穂先折れそう
今度はいつもの磯竿にする
釣れないからか、左右サビキ師そろって帰った。
7:00 頑張って数匹追加、中アジが1匹混じる。
7:30 左のフカセ師、なんかかかるがばらす。この人、わしが来た時から頑張って釣りしているが、なんも釣れてない様子。
7:35 右におじさんの釣り師来る。
オジ「ここ入っていいですか?」
わし「どーぞ」
...おじさん道具が多いのう。まあええか
7:40 アタリがさっぱりない。
7:45 餌もなくなり、終了
8:00 海水を汲んで道具洗い、片付け。現場に水流して清掃。ゴミ拾う。
隣のおじさんまだ仕掛け作ってる。
ボケーっと周囲を眺めながら煙草タイム。茶。
ふと、おじさんが話しかけてきた。
オジ「釣れよるですか?」
わし「いや、今日は駄目やね。寒かけんやか」
※去年の冬は暖冬というのもあったが、12月~2月でもコンスタントに釣れてたが
オジ「わたし、今日ここが初めてなんです」
わし「ふーん。そうなんですか」
オジ「普段は、須崎ふ頭とかで投げ釣りやってます」
わし「ふーん。そうなんですか」
オジ「わたし、今日ここでフカセするんですが初めてなんです」
わし「ふーん。...ん?」
フカセデビューがここだと...?!
見ると、真新しい竿とリール、新品のバケツ、新品のひしゃく等々
オジ「誰も教えてくれんけん、youtubeで勉強してきました」
わし「え?w(まるでわしの船舶免許の実技練習みたいじゃないかw)」
新品バケツに、袋餌ちびっと入れ、海水入れてしゃもじで混ぜ始めたw
しゃもじ!見てるとなんかほほえましいというか、楽しいw
アミやらオキアミは入れてない様子だ
オジ「あ。海水入れすぎたかな?...撒餌は...こうですかね?」
わし「...(どうコメントすればいいのかわからないw)」
オジ「師匠がいないんで、自分で考えてやるしかないのです」
ほほー、その心意気、グレート。
そのおじさんの健闘ぶりを眺めていたがったが、いろいろやらにゃいけんことがあるんで、後ろ髪惹かれつつ退却
わし「がんばってくださいねー」
オジ「ぁぃ」
8:25 新宮漁港を出発
8:45 帰宅
9:15 道具洗い完了
Oh、貧果。10匹...
30分で刺身に
夜の酒のツマミやね。
剣菱買ってこにゃいけん。